空港・飛行機の乗り方案内
2023年、コロナによる水際対策の規制は大幅に緩和されましたが、いまだにカンボジアへの直行便は復航されていません。
コロナ前は一日一便でしたが、成田空港からの直行便があり、とても便利でした。
現在は他国での慣れない乗り継ぎに戸惑っている方もいると思います。
そこで参考までに、シンガポールで乗り換えてプノンペンに行った時の手順をご紹介いたします。
シンガポールのチャンギ国際空港経由でプノンペン国際空港への手順
羽田空港からシンガポール航空で、シンガポールのチャンギ国際空港に到着しました。
チャンギ国際空港は、世界の空港総合ランキングで、清潔さ、サービス、食事、ショッピングなどの面で羽田に次ぐ第2位を誇る世界屈指の空港です。
広さも羽田や成田よりも広く、同じく巨大なタイのスワンナプーム国際空港よりも分かりやすい構造になっています。
チャンギ国際空港に到着し飛行機を降りるとこのエリアに出てきます。
“Transfer(乗り換え)”の案内の方向に進みます。
日本語でも“乗り換え”と書いてあるので安心します。
チャンギ国際空港には4つのターミナルがありますので、乗り換え便が出発するターミナルに移動します。
ターミナルの番号はこの“Departures(出発便)掲示板”で確認します。
ターミナルをまたいで移動する場合、乗り継ぎにかかる時間は約40分~1時間みておきましょう。
同じターミナル内で乗り継ぎできる場合の所要時間は約30分ほどが目安です。
フライトによっては、トランジット時間が1時間ほどしかない場合もあります。
チャンギ国際空港に着いたら、まずは次のフライトの出発ゲート付近まで移動してから、食事をとったりトイレに行くようにすると安心です。
乗り換え便は“SQ154”なので、Tarminalは“2”です。
GateはF33となっていますので、Tarminal2のF33ゲートから乗ることになります。
到着したTarminalは3でしたので、2へ移動します。
ターミナル間の移動は、徒歩、バス、Skytrain(モノレール)で移動することができます。
距離が結構ありますし、分かりやすいのでSkytrain(無料)が便利でしょう。
“Skytrain to T2(スカイトレインでターミナル2へ)“の右方向へ進みます。
スカイトレインの入り口です。
案内から直ぐですし、分かりやすいので大丈夫でしょう。
スカイトレインは時間にもよりますが、5分前後の間隔で次々と来るので焦る必要はありません。
スカイトレインの中です。
5分ほどでターミナル2に到着です。
出発ゲートは”F33”ですので、左の矢印へ進みます。
”F33“へ。案内はたくさん出ているのでご安心ください。
”F33“がありました。
“SQ154プノンペン行き“ 間違いありません。
この先で保安検査(手荷物チェック)を受けて待合ロビーへ。
※この時の注意点は、100ml以上の水が持ち込めないということです。
ターミナルの移動中に買ったコーヒーやペットボトルは、待合ロビーに持ち込んで飲むことができません。
ロビー内には給水所があるので、空の水筒やペットボトルがあると、水を入れられるので便利です。
また、ロビーによっては中にトイレがない場合もあるので、事前に済ませておきましょう。
時間になったら、航空会社の職員の誘導に従って機内へ入ってください。
この時は日本からシンガポール、シンガポールからプノンペンも同じシンガポール航空でしたので、チャンギ国際空港で改めての搭乗手続きは必要ありません。
また預けた荷物も到着地のプノンペンで受け取れるので、ここで荷物を受け取って、また預け直す必要はありません。
これはスルー・チェックインと言って、同じ航空会社や提携している共同運航便(コードシェア)の場合のサービスです。
不安な場合は日本の空港での搭乗手続きの際に「乗り換えの空港で改めて手続きが必要か?荷物は到着地で受け取れるか?」など聞いておくとよいでしょう。
日本からシンガポールのチャンギ国際空港で乗り換えて、カンボジアのプノンペンに行く手順をご紹介させて頂きました。
この写真と手順は2023年4月に、私たちが行った時のものですが、内容を保証するものではありませんことご了承下さい。
お役に立てればという思いで紹介させて頂きました。
また現地の言葉や英語が話せなくても、空港や航空会社の職員に航空券や搭乗券を見せれば、誰かしらが親切に教えてくれることでしょう。
それでも海外に油断は禁物。現金、パスポート、スーツケースのカギなどの忘れ物がないように、スリや置き引きにも十分気を付けて下さい。
それでは良い旅を、良い出張を楽しんで下さい!
日本からプノンペン国際空港への手順(コロナ前の直行便)
2023年5月現在、カンボジアへの直行便は復航されていません。
下記の情報は直行便が運航していた時期の情報です。
2016年9月から、日本とプノンペンの直行便が就航したことにより、カンボジアはより身近な国になりました。
直行便はANAで1日1便、成田空港(成田国際空港)からとなります。
行きはAM10:50発~PM15:10着(日本時間17:10)
帰りは22:50発(日本時間24:10)~翌6:45着
たったの6時間程度で着くカンボジアへ是非お出かけ下さい。
海外へ行くには、不安は付きもの!私たちの初めはとっても不安でした。
皆さまが少しでも安心して行けるように、空港での手順をご案内します。
尚、カンボジアへの入国には、ビザが必要になります。
ビザについては、こちらのカンボジア大使館のサイトでご確認下さい。
また入出国カード、税関申告書については、こちらの航空会社のサイトでご確認下さい。
電車で行く場合は、成田スカイアクセス線、京成本線、JR成田線のいずれかで「成田空港」で下車して下さい。
ここでは、京成本線の京成成田空港線スカイライナーで行った時の手順をご説明します。
「成田空港(成田第一ターミナル)行」で下車、改札から直結の「第一ターミナル」へ進みます。
フライト時刻の2時間前には到着しましょう。
第一ターミナル4Fの「南ウィング出発ロビー」へ。
「ANAのカウンター」へ。
「自動チェックイン機」に必要事項(パスポートナンバーなど)を入力し、搭乗券を受け取って下さい。
操作が分からない場合は、近くにANAの職員さんがおりますから聞けば親切に教えてくれます。
同じ場所にある対面式の「チェックインカウンター」で、パスポート、航空券、搭乗券(ボーディングパス)を提示し、機内荷物を預けます。
機内に荷物を預けた時は、「手荷物引換証」を忘れずに保管しておきましょう。
大きな掲示板の奥の「出発口」から「セキュリティチェック」へ。
「セキュリティチェック」では手荷物検査とボディチェックを行います。
流れに沿って進めば、問題ありません。
セキュリティチェックを通って「出国審査」へ。
直ぐに看板が見えるので、迷うことありません。
看板の通りに進み、エスカレーターで下へ。
「出国審査」と同じ場所で「税関手続き」もできます。(特別な貴重品などない限り必要ないでしょう)
出国審査を終えたら一段落。免税店などでショッピングするのもいいでしょう。
搭乗券に記載されている「搭乗口GATE」へ進みます。
搭乗券に記載されている「搭乗時刻」には搭乗口にいるようにして下さい。
この時は、搭乗口「58A」です。ここまで来たら搭乗を待つだけです。
たくさんの人が待っていますし、職員さんもいますから安心して下さい。
職員さんへパスポートと搭乗券を見せて機内へ。
では、プノンペンへ出発です。
直行便の就航当初は、いつ乗ってもガラガラでしたが、最近は結構混んでる時もあります。
約6時間、ゆっくりと空の旅をお楽しみ下さい。映画を見たり音楽を聴いたり、機内食もおいしいですよ。
機内で入出国カード、税関申告書の記入します。記入例はこちらの航空会社のサイトでご確認下さい。
カンボジア、プノンペン国際空港に到着です。モアッとした暑さで「カンボジアに着いたんだ」とワクワクします。
機内を出たら、細い1本通路ですから迷うことはありません。他の方々と一緒に進めば大丈夫です。
「baggage Iecraim」→「baggage recraim」も「exit」も右矢印が出ていますが、ここも1本通路、右にしか曲がれません。
とにかく真っ直ぐ進むだけです。
機体を出て50mほど進むと、下に降りる階段があります。ここを降りると出口階、1Fです。
カンボジアはビザ(VISA)が必要です。
事前にビザを取得していない方は、ここで取得することになります。
階段を降りて、左側にビザ発行カウンターがありますので手続きをして下さい。
※ビザの詳細はカンボジア大使館のサイトでご確認下さい。
事前にビザを取得してきた人は、階段を降りて右の(ここでビザを取得した人は逆向きの)「入国審査場」へ。
機内で配布され記載した入国カード、パスポート、ビザを確認してもらって通過して下さい。
個人的には、タイやベトナムと比べても、ここで色々質問されたことはないです。
入国審査を通過したら、目の前に荷物受取所(baggage recraim)があります。
乗ってきた便名が表示されているレーンで、ご自身の荷物を受け取って下さい。
ここにトイレもありますから、寄っておいた方がいいでしょう。この空港のトイレは、広くてとても清潔感があります。
最後が税関です。
特に申告するものがなければ「申告するものはありません」の税関申告書を渡せばスムーズに通過できます。
ここが出口、カンボジアの地へ到着です。
※税関申告書については、こちらの航空会社のサイトでご確認下さい。
(2017年8月現在、工事中でこの写真より薄暗いかもしれません)
ここを出ると私たちのガイドが待っています。
他社のガイドさんも多くが、ここまで迎えに来ています。お客様のお名前を書いた紙を持っていますから、そのガイドさんに声をかけて下さい。
両替所やSIMカードのショップもあります。最低限の両替は、ここで済ませてもいいでしょう。
カンボジアの通貨はリエルですが、ドルが一般的に普及されてますので、私たちは基本的にドルを使用しています。
ショップの先には、たくさんのお迎えの人々が手を振ってくれています。
タクシーを利用する方も、ここで乗ることができます。
たくさんのタクシーが停まっていて案内の人がいますから、問題なく乗れるでしょう。
ホテルや行先の住所は予め印刷(英語でOK)しておき、ドライバーに渡すことをお薦めします。
私たちのガイドでは、専用車でご案内します。他の方と同乗ということはありません。
安全で丁寧な運転をするドライバーを選んでますので、安心してご乗車下さい。
車には、いつでも安全で冷たいお水が積んであります。
カンボジアもかなり渋滞します。
空港から、例えば中心部の王宮あたりまでだと、空いてれば30分で着きますが、混んでいて2時間近くかかった時もありました。
到着日の予定は余裕を持った時間に設定しておくといいでしょうね。
では、気を付けて、カンボジアを目いっぱいお楽しみ下さい!
プノンペン国際空港からの出国手順
帰り道、カンボジアからの出国手順をご案内します。
このご案内は、プノンペンからタイへ寄った時の内容ですが、直行便で日本に帰る人も、近隣の国へ寄る人も手順は殆ど同じですので参考になさって下さい。
やはりフライト時刻の2時間前には、空港に着くようにしましょう。
例えば王宮周辺からですと、1時間~1時間30分あれば到着できるかと思います。
空港にはバーガーキングや吉野家、たくさんの飲食店があるので、着いてからゆっくりするのがいいでしょう。
ここが「国際線の入口」です。
タクシーでも送りの車でも、大体ここまで送ってくれることでしょう。
入口を入ると直ぐに「チェックインカウンター」が並んでます。
その手前に大きな「フライト案内の掲示板」がありますので、自分の「便名/FRIGHT」は、何番カウンターかを確認します。「desks」の欄が、カウンター番号です。
2時間以上前だと、まだ表示されてないこともあります。
不安でしたら、大きなインフォーメーションがありますから、ここで航空券(Eチケット)を見せれば何番カウンターか教えてくれます。
この時は、10:30発のPG932(バンコクエアウェイズ)でバンコクへ行きましたので、カウンターは「14-16」となります。
カウンター1番から30番位までありますが、横一列なので探せないことはないでしょう。パスポートや航空券を提示して、搭乗手続きを行って下さい。
機内荷物を預けるのも、ここのカウンターです。
搭乗手続きをして機内荷物を預けたら、逆向きに「2Fへ上がるエスカレーター」があります。
国際線の出発ゲートは、ここから2Fへ。パスポートと搭乗券を見せて上がって下さい。
エスカレーターを上がると直ぐに「入国審査場」があります。
ここも迷うことはありません。パスポートと搭乗券を確認してもらい通過して下さい。
通過すると今度は直ぐに「保安検査場」があります。
迷う心配は全くありません。手荷物検査とボディチェックを受けて通過して下さい。
ここを通過したら、手続きは完了です。
直ぐ目の前に免税店が並んでいます。ブランド品、酒類、本屋、軽食など色々ありますから、時間もつぶせます。
免税店の突き当りが左右に分かれます。
案内板を見て、自分のゲートへ向かって下さい。この時の搭乗券には「Gate07」と書いてあるので、左へ進みます。
左折して真っ直ぐ進めば、直ぐに07ゲートが見えます。
あとは時間までゆっくりしていれば、大丈夫です。
ここには、航空会社の職員さんもたくさんいますから安心です。搭乗ゲートが不安だったら、搭乗券を見せれば「OK」とか、「何番」とか答えてくれます。
9番ゲート(免税店から突き当り右側)に ”喫煙所” があります。
この空港では、おそらくここだけでしょう。
またトイレは上の階にありますから、エスカレーターで上って下さい。
時間になったら乗るだけ!
日本を、もしくは次の国をお楽しみ下さい!
プノンペン国際空港からの入国、出国の手順をご紹介させて頂きました。
ただし、あくまでも私たちが行った時の手順ですから、内容を保証するものではありませんことご了承下さい。お役に立てればという思いで紹介させて頂きました。
プノンペン国際空港は、羽田や成田、タイのスワンナプーム空港のような大規模な空港と比較したら小さな空港です。
通路がたくさん分かれていたり、複雑に入り組んでいたりする場所は基本的にありません。大体が1本通路ですし、廻りを見渡せば次の案内表示がどこかしらに見えることでしょう。
また現地の言葉や英語が話せなくても、空港や航空会社のスタッフに航空券や搭乗券を見せれば、誰かしらが親切に教えてくれることでしょう。
それでも海外に油断は禁物。現金、パスポート、スーツケースのカギなどの忘れ物がないように、スリや置き引きにも十分気を付けて下さい。
それでは良い旅を、良い出張を楽しんで下さい!