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カンボジアの今

市内のリゾート

カンボジアにはリゾートと呼ばれる場所があります。

茅ぶき屋根のトロピカルな小屋にハンモック、気持ちのいい風が通ってきます。

まるで海にバカンスに来ているかのような気分になりますが、後ろにはビルや住宅。こうした場所が市内にあるのです。

カンボジアのリゾート

カンボジアの人は一人の時間を楽しむってことはあまりしないので、時間があれば誰かと会っておしゃべりするのが大好き。

カンボジアの友人も時間が空くと「コーヒー飲む?」「ビール飲む?」と誰かを誘っています。

そんな気質ですから、休日はこのリゾートで家族や友達で集まって遊んだり、お酒を飲んだりするのが楽しみなんです。

場所代が1日5$くらい。料理も出してくれるので、お母さんたちも家事から解放されると人気があります。

日本で言ったらバーベキュー場のようなところでしょう。

カンボジア人の過ごし方

ここの店主に聞いたら「よくサラリーマンが休憩にも来るよ」とのことでした。

家賃が月に300$なので、単純に1日2組に食事が出せればプラスになるそうです。

カンボジアで友達が増えたら、休日はこんな場所で皆でリフレッシュするのもいいですね。

カンボジアの生活でリフレッシュ

カンボジアのゴミ山の現在

急激な発展と比例するゴミの問題

プノンペン中心部は、近代的な高層ビルが立ち並び、大都会になりつつもあります。

建設中のビルやアパートも多く、さらに発展し続けており、街も人々も活気に満ちあふれています。


それに比例して、プラスチックなどのゴミの量も急激に増え続けています。

その増加量は、この数年で数倍以上になるだろうと言われています。


まだゴミ焼却場や、リサイクルの仕組みの整備が進んでいないカンボジアでは、いまだに埋め立てでの対応が続いています。

これも数年のうちに許容量を超えてしまうだろうと言われています。

ゴミ山を撮影禁止にするカンボジア政府

ゴミが集められた集積場は、文字通り「山」のようになっています。そして、このゴミ山で生活をしている人たちがいます。

ゴミの中から、換金できるものを拾って、それを売って生計を立てています。劣悪な環境で生きる貧困層。

カンボジア政府は、貧困のイメージを払拭したいので、外国人がゴミ山に入ることや、写真撮影をすることを禁止しています。

以前は訪れることができたゴミ山も、今は遠くからの撮影くらいしかできません。

カンボジアのゴミ山のこれから

今は私たち日本人が、ゴミ山に入ることができないため、現状を正確に把握することが困難です。

増え続けるゴミに対して、整備が遅れているのは間違いないでしょう。

また、ゴミ山がなくなってしまうと、お金を稼ぐ手段がなくなってしまう、という貧困層がいることも、ゴミ山をなくせない一因となっているようです。

急速な発展と比例してゴミが増えていく状態ですが、この問題の解決には、まだまだ時間が掛かりそうです。

カンボジアのゴミ山

カンボジアにいまだに残る地雷や不発弾

ベトナム戦争と長い内戦の爪あと

カンボジアの地雷と不発弾の歴史は、1967年のベトナム戦争からはじまります。

ベトナムはカンボジアに隣接しており、カンボジア領内が北ベトナム軍の補給ルートとなっていたことから、アメリカ軍が空爆をおこないました。

そして、大量に投下された爆弾の一部が、不発弾となってカンボジアの地に残されているのです。


さらには、1970年代のポルポトの内戦は、泥沼化の一途をたどります。

カンボジア北西部に追い詰められたクメールルージュは、地雷を設置しての防衛をおこない、 対する政府軍も地雷でクメールルージュ陣営を包囲するといった作戦を展開しました。

結果、カンボジアの東部には大量の不発弾が、北西部には大量の地雷が残る環境となってしまったのです。

「悪魔の兵器」と呼ばれる地雷

地雷が「悪魔の兵器」と呼ばれるのは、その残虐性にあります。

殺すよりも、負傷させることを目的とし、 救護する人員を必要とさせることで、敵の兵力を大きく低下させるのです。

さらには、手足がちぎれる仲間を目の当たりにさせることで目撃者に恐怖心を植え付ける、治療のために経済的負担を発生させる、 障害者の増加で国力を低下させる、といった目的もある非人道兵器なのです。

また、一度設置されると永続的に効果を保ち続ける残存性や、対象を選ばず民間人や子供をも犠牲にする無差別性も、地雷の恐ろしさです。

地雷除去にかかる費用と手間

一般的な地雷の製造費用は、3~30ドル(約330~3300円)と言われています。安いものでは1ドルのものもあるそうです。

こんなに安価で作ることのできる地雷ですが、除去に掛かる費用はその50倍と言われます。


地雷除去は、大変に時間と手間が掛かる作業です。

人力でおこなうとすると、ひとりが1時間に探査できるのは10~20㎡くらいです。当然かなりの危険も伴う作業です。


今地球上にある地雷をすべて除去するには1,000年以上の時間が必要と言われています。

また、5,000個の地雷を除去するごとに、ひとりの死者とふたりの負傷者が出るとも言われています。

被害は減ったがいまだに犠牲者が

カンボジアには、地雷が400~600万個、不発弾が240万個以上あると言われ、その被害者は約6万人にも上ります。

1990年代に年間数1,000人だった被害者の数は、2000年代には1,000人以下となり、2018年には58名まで減少をしています。

たった1個でも地雷が残っている可能性があれば、その土地を使うことはできません。

すぐそばに広大な土地があっても、農地にするためには、完全な除去をおこなわなくてはいけないのです。

もしカンボジアに地雷や不発弾がなければ、農業の生産性は2倍になっていたかもしれないとも言われています

経済発展から地雷原に移住をする人も

カンボジアでは急速な経済発展が続いています。首都プノンペンには高層ビルが立ち並び、中心部は先進国と変わりありません。

そんな中、物価の上昇により、都市部で暮らしていけなくなる貧困層もいます。

さらには、カンボジア政府により、スラム地区をまるごと郊外へ移動させる政策も実行されています。

ですが郊外、特に東西の国境付近には、大量の地雷や不発弾がまだ残っています。

カンボジアがさらなる発展をし、街を広げていくために、そして郊外へ移住していく人々のためにも、まだまだ地雷除去の作業を続けていかなくてはいけません。

カンボジアのトイレ事情

横に小さなお風呂⁉カンボジアのトイレ事情

観光客がくるところは整備されているが

カンボジアの首都プノンペンや、アンコールワットで有名なシェムリアップ、こういった外国人観光客が多いところのホテルやレストラン、ショッピングモールのなどのトイレは、日本と変わらないキレイな洋式のトイレが整備されています。


ですが、少しローカルな場所へ行くと、清潔とは言い難かったり、日本とは使い方が違ったりするトイレがまだまだ多いです。

穴が開いているだけのような、和式のトイレ

ローカルな食堂などには、日本の和式に似たトイレが多く見られます。

写真の通り、和式便器に近い形です。ただ、よく見ると紙が設置されておらず、水を流すレバーもありません。

カンボジアの便器

横には、タイルでできたとても小さなお風呂のようなところに、水がたっぷりと入っていて、手桶が置いてあります。

これは、おしりを紙で拭くのではなく、水で洗うため、そして便器内の水を流すためにあるのです。

そして、用が済んだ後は、手桶で水を汲んで便器へ流します。手動水洗トイレです。

ホースがついている場合も

ノズルのついたホースが設置されているところもあります。

ノズルのボタンを押すと出てくる水でおしりを洗うわけです。カンボジア版ウォシュレットです。

このホースは、ホテルやレストランなどの、キレイな洋式トイレにも結構設置されています。

紙は流せないところが多い

カンボジアは下水管が細く、紙を流すことができない場所も多いです。

そういった場所のトイレには横にゴミ箱が置いてありますので、そこに捨てるようにしてください。

トイレットペーパーは設置されてないので、ティッシュを用意しておきましょう。

なるべくホテルで済ませておくのがおすすめ

紙がゴミ箱に捨ててあるようなトイレは、衛生的にも問題があります。

現地の方しかいかないような場所では、まだまだそんなトイレが多いです。

衛生面を考えても、できるだけホテルで済ませておくことをおすすめします。


カンボジアで目にしたちょっと気になる「変わったもの」

カンボジアを訪れたとき、街中で「これはなんだろう?」と思ったものがありましたので、いくつかご紹介したいと思います。

倒れないか心配 電線がぐちゃぐちゃの電柱

カンボジアの電線

カンボジアの首都プノンペンは電線がとても多いです。

そこら中に張り巡らされていて、それが集まる電柱は、もはやなにがなんだか分からないくらいぐちゃぐちゃです。

いくつもの電線が集まるだけでなく、余った電線なんでしょう、丸めて巻いてそのままぶら下げている有様。

これでは電柱の倒壊も心配になります。

急速な発展に整備が追い付いていないのでしょうか。新しい建物ができると、その度に新しい電線を引いて、その場しのぎの対応を続けた結果、こんな風になったのではないかと想像します。

垂れ下がった電線にバイクが引っかかって大けがしたり、電線に触って感電したりといった事故も発生しています。

もし現地でそんな電線を見つけたら、くれぐれも近づかないようご注意を。


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