交通・移動
トゥクトゥク
ラオスのトゥクトゥクは大きさが三種類ほどあるのですが、ジャンボと言われるこのタイプは本当にかっこいですね。
運転手によって様々なデコレーションなので、見る人々を楽しませてくれます。
ラオスの街中はタクシーも少ないので、トゥクトゥクはラオス人だけでなく、観光客の足となっています。
しかし穏やかなラオス人とは言え、外国人相手ならちょっと料金をふっかけてくるもの。直ぐに言いなりにならず、楽しむ程度に値切ったらいかがでしょう。
それにしても相場を把握しておく必要があるので、以下を参考にして下さい。
ヴィエンチャンには「ナンプ広場」と言う噴水で有名な公園があって、ここはヴィエンチャンのほぼ中央にあり、トゥクトゥクの料金表も掲示されているのでここを拠点に説明します。
ここから空港までが60,000キープ(約800円)、国章になっている寺院タートルアンが50,000キープ(約670円)、そして、タラートサオ、パトゥーサイ、日本大使館、各国の大使館もどれも50,000キープ(約670円)です。
この辺りの金額を目安として、距離によって交渉してはいかがでしょうか。
バス
ヴィエンチャン市内にはバスが通っていて、日本のODAで寄贈されたバスが多く、フロントに掲げられた「日の丸」、そしてこの見慣れたスタイルを見ると安心しますね。
2018年からはワットタイ国際と市内をつなげるエアポートシャトルも開通。セーターティラート通り、ナンプ広場と、市内の要所を巡ってくれるのでとても便利です。
モーニングマーケットとして知られるタラートサオには、セントラルバスステーション(CBS)があり、ここからは長距離を含めて全ての路線に乗ることができます。
ワットタイ国際空港へのシャトルバスもCBSから乗ることができるのですが、始発は8:05発~、最終は21:35発、空港までの所要時間は25分~30分、1時間に2~3本と結構多い本数です。
空港から市内へ行く場合は、空港到着ロビーにチケットサービスカウンターがあります。
乗り場は到着ロビーを出て右にずっと進むと、大きく「BUS→」と掲示されているので分かるでしょう。空港からの始発は9:00発、最終は22時20分です。
運賃は15,000キープ(約200円)と、トゥクトゥクより断然安いので、うまく利用するととてもお得な乗り物となります。
タクシー
街中ではあまり見かけないタクシーですが、ワットタイ国際空港からの移動手段としては一般的です。また空港からのタクシーは料金が定められているので、ぼられる心配がなく安心して乗ることができます。
空港出口の正面にタクシーカウンターがありますので、そこで行先を告げて下さい。チケットもカウンターで購入するので更に安心です。
市内までの規定料金は、普通車(2~3人乗り)で57,000キープ(約760円)、大きなバンタイプだと66,000キープ(約880円)で、15分程度で到着と考えると、安いと言えるほどではありませんね。
ヴィエンチャンの良いところの一つは、空港から市内に出るのが近いというところ。
バンコクやプノンペンでは空港から市内まで、渋滞してしまったら2時間も3時間もかかりますが、ヴィエンチャンは15分~30分以内で到着することができます。
今やメーター制のタクシーも増えてきていて、初乗りは20,000キープ(約270円)。流しのタクシーはいないので、ホテルなどから呼ぶようにして下さい。
配車アプリのサービスもスタートしたようで、少しずつ便利になってきています。
ソンテウ
ソンテウは、トラックの荷台に椅子を取り付けた乗り物。バスの小型版のような感じで、主に同じルートを廻っています。
ソンテウに乗る時はタクシーを止める時のように手を振って、後ろから乗って、両側にあるベンチに座って下さい。
降りる場所に近づいたら、日本のバスにあるようなブザーを鳴らせば止まってくれます。降りたら運転席に行ってお金を渡して下さい。
ソンテウはヴィエンチャンでは市民の足として、かなり利用されている交通手段です。
トゥクトゥクのように風を切って爽快です。お隣同士の距離も近いので親しくなれるかもしれませんね。是非お試し下さい。