ショッピングモールに超高級車の展示
格差社会のタイ
意外にお金持ちの多いタイ
タイの方々はどのくらいの格差社会なのでしょうか。
それを垣間見る事ができるのがショッピングモールで行われる車の展示販売です。
日本では「軽自動車」や、「コンパクトカー」、「エコカー」など購買層を考えた展示内容になるでしょう。
それではタイはどうでしょうか?
確かに一般的な「カローラ」や、「ピックアップ・トラック」なども頻繁に展示販売をされておりますが、ショッピングモールや、高級デパートなどでは「超高級車」の展示販売が一般的な光景です。
ある時「タイは高級車が多く走っているから車が安いんだね」と、友人に聞かれたことがあります。
それでは下の画像をご覧ください。 ベントレーの価格は2,250万バーツ(約7,500万円)となっていますが、日本での同車新車販売価格は2,450万円です。
実に3倍も日本より高いのです。
全ての車種が3倍とは限りませんが、日本より高いのは確かな事です。
それでも高級車の展示販売が行われ、日本より高い高級車が多く走っているのはそれだけ賃金格差が大きいということです。
タイは日本より貧しいとか発展途上の国というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、日本よりお金持ちのレベルは高く、我々が思っている以上にたくさんの高額所得者がいるという現実もあるのです。
もちろん大多数の庶民は1食200円程度の食事が当たり前の生活をしており、高級車とは無縁の世界で生きています。
その反面お金持ちの多い国という事も、タイの事実として知って頂きたいと思います。