パワースポット ガネーシャの祠
ゾウの顔の神様 ガネーシャの祠
バンコクにはパワースポットがたくさんありますが、地下鉄MRTホイクワン(Huai khwang)駅の直ぐ近く、ガネーシャの祠をご紹介します。
ガネーシャはインドの民族宗教、ヒンドゥー教の神様で、頭が象で体が人間、このすごく特徴的な姿はどこかでみ見たことあるのではないでしょうか。
富と繁栄の神様として商人に人気があり、また学問にも功徳があることから、学生が合格祈願をすることでも知られています。
タイは仏教国ですが、ヒンドゥーの神々はいたるところに祀ってあり、これは同じ陸続きのベトナムやカンボジアでも同様に、複数の宗教の神仏を祀っている寺院は珍しくありません。
パワースポットの多くは、ヒンドゥー教の神様にお願いごとをします。
仏教の仏様にはお願い事ではなく、ひたすら日々の感謝の気持ちを伝え、極楽浄土へ生まれ変わることを念じるのに対して、ヒンドゥーの神々には、自分の欲がかなうようお願いができるからです。
「幸せになりたい!お金持ちになりたい!彼氏がほしい!」って堂々と頼めるのです。
ヒンドゥーの神々は色も鮮やかで、象と一体だったり、頭がたくさんあったり、巨大なコブラの手は蛇の精霊ナーガ、どれもとてもエキゾチックです。
こんな特徴的な神様だったら、ほんとにお願いごと叶えてくれそう!って期待できますね。
また神々それぞれの強い個性があって、関係する物語も豊富なので、それを読んでいくのもおもしろいです。
金色のご夫婦は、インドでは圧倒的な人気がある創造と破壊の神シヴァと、恋愛成就の女神、奥様のパールヴァティーです。
このご夫婦の長男がガネーシャなのですが、ここではガネーシャが両親に甘えているようにも見えて、とてもかわいいです。
ガネーシャと並んで人気があるのは、真黒の鬼。
こちらは不滅の魔神ラーフという、インド神話に出てくる魔族で、太陽や月を飲み込み、日食、月食を引き起こすとも言われている、大変な力強さがあります。
日中の方が空いてはいますが、夜がおすすめです。
バンコクの夜空の下で、色とりどりに輝く神々の世界はとても神秘的です。
近所ではナイトマーケットもありますから、そこも含めてぶらっと夜のお散歩に行ってみたらいかがでしょう。
ガネーシャの祠(Ganesha)
【場所】HuaiKwang Intersection, Ratchadaphisek Rd., Dindaeng, Bangkok
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