ワット・ピッチャヤ・ヤティカラーム・ウォラウィハーン
タイで見られる中国建築寺院
バンコク中心部から車で約30分行ったところにあります。
最寄りはBTS(スカイトレイン)ゴールドライン・クローンサーン駅です。
この寺院は、地元では「ワット・ピチャイヤート」として知られている第2級王室仏教寺院です。
チャオプラヤー川にほど近いクローンサーン地区にあります。
この寺院がいつ建てられたかについての記録はないそうです。
ラーマ3世の治世中、王の宮廷の高官であったソムデット・チャオプラヤー・ボロム・マハーピチャイヤート(タット・ブンナーク)がこの寺院を発見し、王のために修復することを決めました。
寺院の建設に使用された材料のほとんどは、中国からもたらされたものだということです。
そのため、タイにいながら、独特の中国建築様式を見ることができます。
つまり、タイを旅行しながら中国文化に触れることができるわけです。
最も特徴的なものは、中国の馬車のボンネットに似た屋根を持つ小さなウボソット(布薩堂)だそうです。
タイの寺院特有の屋根の上にある尖塔がありません。
また、ウボソットの天井や柱には美しい花のアートワークが施されていて、随所に美しい装飾を見ることができます。
建築物を外から見て楽しむだけでなく、中に入って楽しむことができます。
中国の寺院などに興味を持った人なら、一度は訪れてみたいものです。
中国にある建築物とどれほど違っているのか。比較しながら寺院を回ってみるのはいかがでしょうか。
そして、ひと通り見終わって、最後に静かにお祈りをします。
ワット・ピッチャヤ・ヤティカラーム・ウォラウィハーン
(Wat Phitchaya Yatikaram Worawihan)
【場所】Somdet Chao Phraya Rd, Somdet Chao Phraya, Khlong San, Bangkok 10600
【アクセス】バンコク中心部から車で約30分。
最寄りはBTS(スカイトレイン)ゴールドライン・クローンサーン駅
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引用元:タイ国政府観光庁